今やITの時代で世界中にネットワークが張り巡らされていて隔世の感がありますが、当時はFAXの出現が私の仕事を随分助けてくれました。当時は出張で10日間ぐらいは海外にいましたので、その間は日本からの情報が滞ってしまいます。電話では見積りや入荷商品の確認など出来ようもありません。しかし、FAXが出てきたおかげで、毎朝入荷商品リストを滞在先のホテルに送信させ、いつでもどこからでも出荷手配などの連絡が出来るようになりました。
携帯電話といえば、思い出す商談があります。新幹線で東京出張の移動中、琵琶湖の辺りでM社から電話がありました。聞けばかなりの在庫品があるとのことで、私は早速携帯電話で香港の商社P社長に連絡。 富士山を過ぎたころ、P社長から返事を貰い、M社に連絡。小田原でM社と契約合意、直ぐにP社とも契約合意。エキサイティングな3時間半で大口の案件をまとめてしまったこともあります。
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