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独立、そして再び海外へ(2)

基隆の尊済宮の門 1987年から2002年の約15年間は、ほぼ毎月海外出張へ行き、多い年では15回も出張していました。訪問先は多岐に渡ります。台湾、香港、タイ、ベトナム、マレーシヤ、インドネシヤ、インド、ベトナム、フイリッピン、中国(広東省全域、四川省、大連、上海、蘇州、無錫、杭洲その他)、韓国。そして中国や香港の出張の帰りには必ず台湾に立ち寄りました。ビジネスのこともありますが、やはり台湾は第二の故郷だからだと思います。

 顧客との信頼関係ということでは、私は自分で言うのもおこがましいですが、絶対に嘘をつかないという点で信頼されていたと思います。香港で知り合った商社のP社長は、私を信用しているからという理由で破格の好条件で取引してくれました。通常ならばサンプルを送り、値段を決めて出荷するという商売の流れを、「サンプル無しで全て購入」「L/Cの条件は大まかな内容のみで詳細は不要」「一括でかなりの金額のL/Cを開設」と、こちらの仕事が出来るだけスムーズに運ぶよう取り計らってくれました。もし騙そうと思えば、一度に大量の再生できない屑などを出荷して金に換えることも出来るはずです。信用されていなければ決して出来ない条件でした。勿論、私もその信頼に応えるべく一生懸命頑張りました。

 

 

 

 

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